2025年はアナログとデジタルの融合がトレンドのひとつ。デジタルデザインの中にアナログの質感を取り入れることで、エモさや個性を表現しやすくなりますよね。そこで今回は、無料のテクスチャ素材を使ってリアルな紙の質感をデザインに加えるプロのデザインテクニックを初心者にもわかりやすく解説します。


Photoshopで紙テクスチャをデザインに適用する方法
デザインを用意する
それでは、紙の質感を加えたいデザインを用意して、早速始めてみましょう。
今回はこちらのデザインを使って解説していこうと思います。

ベクターデザインだけでなく、jpegなどの画像にも同じステップでテクスチャ素材を適用することができます。
素材を用意する
今回はFREEPIKという無料素材サイトでダウンロードした紙のテクスチャ素材を使います。

今回利用したFREEPIKには紙の素材が豊富に揃っていますが、Googleで「paper texture white」などのキーワードで検索すると、さまざまな素材サイトが見つかります。ぜひ、お好みの素材を探してみてください。

こちらの記事で紹介している無料画像素材サイトにも、おしゃれなテクスチャー素材がたくさんあるのでチェックしてみてください。おすすめです!
配置する
デザインと素材が揃ったら、Photoshopで開き、デザインの上に紙のテクスチャ素材を配置します。

描画モードを変更する
紙のテクスチャ素材を選択した状態で、描画モードから「乗算」を選択します。

デザインに紙の折り目やヨレの部分が追加されて、紙のリアルな質感が表現されました。乗算を適用すると少し暗くなるので、トーンカーブなどで明るさを調整してあげれば完成です。

ノイズでザラザラ感を加えてあげるとますますアナログ感が出て今っぽいですね!素材を写真に適用するだけでもいい感じです。


Illustratorでデザインにザラザラ感を加える方法については、下記の記事で詳しく説明しています。
今回の記事のまとめ
リアルな紙のテクスチャを活用することで、アナログの質感が高まり、トレンドの表現にも使えそうですね!
今回は紙のテクスチャ素材を使ったデザインテクニックでした。今後も様々な無料素材を用いて、デザインの質感を上げるテクニックを紹介する予定ですのでお楽しみに!
