デザイン作業中、「この色、ちょっとだけ薄くしたいんだけど、色味は変えたくない…」という場面、ありませんか?
そんなとき、色味が変わらないようにカラーウインドウのスライダーを微調整しながらバランスをとる必要はないんです。実はちょっとしたテクで驚くほど簡単に“濃度だけ”を調整できてしまうんです。プロの現場ではめちゃくちゃ使うテクニックなので、ぜひ最後まで読んで、日々の作業に取り入れてみてください!

色味を変えずに濃度だけ調整する
方法はとってもシンプル。
カラーウインドウでRGBやCMYKのスライダーを調整するときに、Macなら「Command」、Windowsなら「Ctrl」キーを押しながらスライダーを動かすだけ!



つまり「同じ色のまま、色味を濃くしたり薄くしたり」できるんです!
プロの現場では、色のバランスを崩したくないときによく使われるテクニック。知らなかった人は、今日から即実践ですね!
「カラーウインドウ」でRGBやCMYKを切り替えて! どちらのカラーモードでもできます!
【おまけ】複数の配色をまとめて変更したいときは?
「部分的ではなくて、複数のパーツをまとめて別の色に変えたい…!」
そんなときに便利なのが、Illustratorの「オブジェクト再配色」機能です。
選択したオブジェクト全体の配色バランスを保ちながら、一括で色を変更できるので、
配色の差し替えや、別パターンのバリエーションづくりにもぴったり!
今回使用した画像で試してみると、こんな感じになります!

簡単な手順で、同じデザインが全く違った印象になりました!
こちらの機能の詳しい使い方は、こちらの記事で紹介しています👇
▶ 複雑な配色もまとめて変更できる Illustratorの『オブジェクトを再配色』機能の使い方とコツ
こちらもあわせてチェックしてみてくださいね!
今回の記事のまとめ
今回紹介したCommandキーを使ったのカラー濃度調整、「知らないと損」するレベルに便利です!
毎日のデザインワークの中で、こういった小さな裏技がクオリティにも時短にも直結しますので、ぜひ、今日から試してみて、取り入れてみてくださいね!
