現役広告デザイナーが本当に使う数字フォントおすすめ20選【商用利用OK・Adobe Fonts対応あり)

Adobe Fontsの数字フォント一覧 デザイン

デザインの印象は、実は数字のデザインだけでも大きく変わります。

例えば価格表示、日付、電話番号、ページ番号、統計グラフなど、広告やパンフレットでは数字を目立たせる場面が数多くあります。

私は制作会社でパンフレットや会社案内、広告制作を担当していますが、数字だけ別のフォントに変えることも珍しくありません。

それくらい数字のフォントは、読みやすさや高級感、信頼感を左右する重要な要素です。

この記事では、実際の制作現場でも使いやすい数字フォントを20種類紹介します。
Adobe Fonts・Google Fonts・商用利用の考え方もあわせて紹介するので、フォント選びの参考にしてください。


この記事で紹介しているフォントは、Adobe Fonts・Google Fonts・商用利用可能なフォントを中心に紹介しています。用途別に選びたい方もぜひ参考にしてください。

数字フォントでデザインの印象はこんなに変わる

DIN Helvetica Bodoni Futura 数字フォント比較

数字は文字数が少ないため軽視されがちですが、実際には「価格」「年号」「電話番号」「ページ番号」「キャッチコピー」など、視線が集まる場所に使われます。

つまり数字フォントはデザイン全体の印象を決める重要なパーツです。

数字フォントの選び方

与える印象ごとに押さえておきたいフォントを紹介します。

高級感

Didot

Bodoni

シンプル

Helvetica

Inter

DIN

未来感

Eurostile

Bank Gothic

レトロ

Cooper

タイプライター系

WEB

Inter

Roboto

現役デザイナーおすすめ数字フォント:サンセリフ書体10選

Open Sans

Opensansの数字デザイン

Open Sans

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
Webサイト、コーポレートサイト、UIデザイン、資料作成、ブログ、プレゼン資料

特徴
Open Sansは、人間味のある柔らかな印象を持ちながらも、高い視認性を備えたサンセリフ体です。文字サイズが小さくても読みやすく、長文でも目が疲れにくいため、本文用フォントとして世界中で広く使われています。クセが少なく、どんなデザインにも自然になじむ万能な書体です。

制作現場の一言
「迷ったらこれ」と言えるくらい安心感のある定番フォントです。特にWebデザインでは本文用として非常に優秀で、他のフォントとの組み合わせもしやすいので、初心者にもおすすめできます。主張しすぎないため、デザイン全体を邪魔せず情報をきれいに伝えてくれます。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts
商用利用

Lato

Latoの数字デザイン

Lato

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
Webサイト、コーポレートサイト、UIデザイン、アプリデザイン、プレゼン資料、パンフレット

特徴
Lato(ラト)は、やわらかさとプロフェッショナルな印象を両立したサンセリフ体です。視覚的に軽やかな印象があり、現代的なデザインで活用されます。WEBだけでなく案内標識や出版物でもよく見かけます。本文から見出しまで幅広く使え、さまざまなデザインに自然になじみます。

制作現場の一言
親しみやすさを出したい企業サイトやサービスサイトでよく選ばれるフォントです。Open Sansより少し柔らかく、Montserratほど個性は強くない絶妙なバランスなので、「きれいだけど堅すぎない」デザインにしたいときに重宝します。ウェイトの種類も豊富なので、Latoだけでデザインを組み立てやすいのも魅力です。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts
商用利用

Helvetica

Helveticaの数字デザイン

Helvetica

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
コーポレートサイト、ブランドデザイン、ロゴ、ポスター、広告、パンフレット、UIデザイン

特徴
Helvetica(ヘルベチカ)は、世界で最も有名なサンセリフ体のひとつです。無駄を削ぎ落としたシンプルでニュートラルなデザインが特徴で、情報を整理して見せたいデザインや、洗練された印象を演出したい場面に適しています。発売から長い年月が経った今でも、多くの企業やブランドで採用され続けている定番フォントです。

制作現場の一言
「とりあえずHelveticaにしておけば間違いない」と言われるほど信頼されている書体です。ロゴや見出しはもちろん、Webや紙媒体まで幅広く活躍します。ただし、PCや制作環境によっては標準搭載されていない場合もあるため、データの受け渡しやWebフォントとして使用する際は代替フォントまで考えておくと安心です。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

DIN

DINの数字デザイン

DIN

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
コーポレートサイト、UIデザイン、サイネージ、ポスター、パンフレット、インフォグラフィック、テクノロジー系デザイン

特徴
DINは、ドイツの工業規格をルーツに持つサンセリフ体です。直線的で無駄のないデザインと、高い視認性が特徴。文字の形が均一で情報が整理されて見えるため、数字や英字も非常に読みやすく、スタイリッシュで機能的な印象を与えます。シンプルながら存在感があり、現代的なデザインとの相性も抜群です。

制作現場の一言
広告やWebデザインでは本当によく見かける定番フォントです。特に数字がきれいなので、料金表やスペック表、キャッチコピーなどで使うとデザイン全体がぐっと引き締まります。無機質になりすぎず、洗練された雰囲気を演出したいときに頼れる一書体です。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

DINには複数のバージョンがありますが、Adobe Fontsで利用できる代表的なものはDIN 2014です。デザイン業界で「DIN」と言う場合は、この系統の書体を指すことが多いです。

Droid Sans

Droidsansの数字デザイン

Droid Sans

おすすめ度 ★★★★☆

こんなデザイン向き
Androidアプリ、Webサイト、UIデザイン、ブログ、管理画面、ドキュメント

特徴
Droid Sansは、GoogleがAndroid向けに開発したサンセリフ体です。小さな画面でも読みやすいよう設計されており、文字の視認性が高く、シンプルでクセのないデザインが特徴です。現在では後継フォントであるRobotoが主流になっていますが、Droid Sansも軽快で親しみやすい印象を持つフォントとして知られています。

制作現場の一言
今はRobotoやOpen Sansなどに置き換えられるケースが多いですが、デジタル環境での可読性に優れていて、小さなサイズでもクリアに見えるため、UIデザインに最適のフォントです。

項目有無/可否
Adobe Fonts×
Google Fonts
商用利用

Roboto Condensed

RobotCondensedの数字デザイン

Roboto Condensed

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
Webサイト、UIデザイン、コーポレートサイト、ダッシュボード、ポスター、パンフレット、限られたスペースの見出し

特徴
Roboto Condensedは、GoogleのRobotoファミリーをベースに横幅をスリムに設計したサンセリフ体です。文字幅がコンパクトなので、限られたスペースでも多くの情報を読みやすく配置できます。すっきりとしたモダンな印象があり、本文だけでなく見出しやキャプションにも使いやすい書体です。

制作現場の一言
横幅を抑えたいときにとても便利なフォントです。特にWebデザインでは、カードUIや表組み、ナビゲーションなどで文字数が多い場面でもレイアウトを崩しにくいのが魅力。通常のRobotoと組み合わせると統一感のあるデザインが作りやすく、情報量の多いデザインでも活躍します。

項目有無/可否
Adobe Fonts×
Google Fonts
商用利用

Interstate Mono

InterstateMonoの数字デザイン

Interstate Mono

おすすめ度 ★★★★☆

こんなデザイン向き
プログラミング風デザイン、テクノロジー系デザイン、UIデザイン、資料、インフォグラフィック、アクセント見出し

特徴
Interstate Monoは、人気書体「Interstate」をベースにした等幅(モノスペース)フォントです。すべての文字幅が一定に設計されているため、数字や英数字がきれいに揃い、コードやスペック表、技術資料などを見やすく表示できます。Interstateらしい力強さと視認性をそのままに、機能性を高めた書体です。

制作現場の一言
通常の本文用として使う機会は少ないですが、数字やコード、型番、キャプションなどのアクセントに使うとデザインにメリハリが生まれます。IT系や工業系のデザインとも相性が良く、部分的に取り入れるだけでも洗練された印象を演出できます。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

Galvji

Galvjiの数字デザイン

Galvji

おすすめ度 ★★★★☆

こんなデザイン向き
Apple風デザイン、UIデザイン、コーポレートサイト、プレゼン資料、ミニマルデザイン、アプリデザイン

特徴
Galvji(ガルヴィ)は、シンプルで洗練された印象を持つサンセリフ体です。無駄のないモダンなデザインながら、わずかに丸みを感じる文字形で、堅すぎない上品な雰囲気を演出できます。可読性が高く、見出しから本文まで幅広く使いやすい書体です。

制作現場の一言
Appleのデザインが好きな人には一度試してほしいフォントです。主張が強すぎないので写真や余白を活かしたデザインとの相性が良く、ミニマルなレイアウトで特に映えます。日本では知名度はそれほど高くありませんが、海外のUIデザインやブランドデザインでは見かけることがあります。

項目有無/可否
Adobe Fonts×
Google Fonts×
商用利用△(Appleライセンスの範囲内で利用可)

Oswald

Oswaldの数字デザイン

Oswald

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
ポスター、バナー、Webサイト、ランディングページ、スポーツ・ファッション系デザイン、見出し・タイトル

特徴
Oswaldは、縦長で力強い印象を持つサンセリフ体です。クラシックなゴシック体を現代向けに再設計した書体で、コンパクトな横幅ながら存在感があり、見出しやキャッチコピーで高い視認性を発揮します。太めのウェイトではインパクトがあり、細めのウェイトではスタイリッシュな印象を演出できます。

制作現場の一言
「タイトルを目立たせたい」「海外風のデザインにしたい」というときによく使うフォントです。横幅がスリムなので長めのタイトルでもレイアウトしやすく、広告やLP、バナーとの相性は抜群。本文にはあまり向きませんが、見出し専用フォントとして持っておくと活躍する場面が多いです。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts
商用利用

Titillum Web

TitillumWebの数字デザイン

Titillum Web

おすすめ度 ★★★★☆

こんなデザイン向き
Webサイト、UIデザイン、IT・テクノロジー系サイト、スタートアップ、プレゼン資料、ランディングページ

特徴
Titillium Webは、イタリアのデザインプロジェクトから生まれたモダンなサンセリフ体です。直線的でシャープなデザインながら、適度な丸みもあり、スマートで親しみやすい印象を与えます。文字のバランスが良く、小さなサイズでも読みやすいため、本文から見出しまで幅広く使用できます。

制作現場の一言
少し個性を出しながらも、読みやすさはしっかり確保したいときにおすすめのフォントです。Open SansやRobotoほど定番ではありませんが、その分デザインに新鮮さが出ます。IT企業やスタートアップのWebサイト、サービス紹介ページなど、モダンな雰囲気を演出したい案件で使いやすい一書体です。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts
商用利用

セリフ書体

 Didot

Didotの数字デザイン

Didot

Didot

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
ラグジュアリーブランド、ファッション、美容、雑誌、ロゴ、ポスター、ハイエンドなブランドデザイン

特徴
Didot(ディド)は、繊細で美しいコントラストが特徴のモダン・セリフ体です。細いヘアラインと太い縦画のメリハリが上品で、エレガントかつ高級感のある印象を演出します。特に大きなサイズで使用すると書体本来の美しさが際立ち、ファッション誌やハイブランドのロゴにも数多く採用されています。

制作現場の一言
高級感を演出したいときの定番フォントです。特に美容・コスメ・ジュエリー・アパレルなどのデザインとは相性抜群。ただし、細い線が多いため、小さなサイズの本文にはあまり向きません。見出しやロゴなど、存在感を出したい部分で使うと魅力が最大限に引き出されます。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

Utopia

Utopiaの数字デザイン

Utopia

おすすめ度 ★★★★☆

こんなデザイン向き
書籍、雑誌、パンフレット、レポート、Webメディア、コーポレートサイト、長文コンテンツ

特徴
Utopiaは、読みやすさを重視して設計されたオールドスタイル寄りのセリフ体です。クラシカルな雰囲気を持ちながらも現代的なバランスでデザインされており、本文でも高い可読性を発揮します。落ち着きと知性を感じさせる書体で、長文の組版にも適しています。

制作現場の一言
派手さはありませんが、「読ませるデザイン」を作るなら非常に優秀なフォントです。冊子や会社案内、読み物系のWebサイトなど、文字量の多い案件で活躍します。見出しだけでなく本文にも安心して使えるため、情報を丁寧に伝えたいデザインで重宝する一書体です。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

Century Old Style Std

Century Old Style Stdの数字デザイン

Century Old Style Std

おすすめ度 ★★★★☆

こんなデザイン向き
書籍、雑誌、会社案内、パンフレット、招待状、ブランディング、高級感のあるデザイン

特徴
Century Old Style Stdは、クラシカルで落ち着いた雰囲気を持つオールドスタイル・セリフ体です。程よい太さと柔らかな曲線が特徴で、長文でも読みやすく、上品で知的な印象を与えます。伝統的なデザインはもちろん、余白を活かしたモダンなレイアウトにも自然になじむ書体です。

制作現場の一言
読みやすさと品の良さを両立したいときによく使います。Didotのような華やかさはありませんが、その分どんな媒体にも合わせやすく、会社案内や冊子、読み物などで安定した仕上がりになります。流行に左右されにくく、長く使える定番セリフ体のひとつです。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

Caslon Pro

CaslonProの数字デザイン

Caslon Pro

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
書籍、雑誌、パンフレット、ブランドデザイン、招待状、パッケージ、Webメディア

特徴
Caslon Proは、18世紀に誕生した「Caslon」を現代向けにデジタル化したセリフ体です。クラシカルで温かみのあるデザインが特徴で、落ち着きや信頼感、上質な雰囲気を演出できます。可読性にも優れているため、見出しだけでなく本文にも適しており、長文でも快適に読むことができます。

制作現場の一言
歴史ある定番フォントなので、「信頼感」や「伝統」を表現したいデザインでは特に活躍します。会社案内や書籍、ブランドツールなど幅広い媒体で使いやすく、クラシックな印象を持ちながらも古臭さを感じさせません。流行に左右されにくく、一つ持っておくと長く使える書体です。

項目有無/可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

こころ明朝体

こころ明朝体の数字デザイン

こころ明朝体

おすすめ度 ★★★★☆

こんなデザイン向き
和風デザイン、ブログ、同人誌、YouTubeサムネイル、SNS画像、バナー、ポスター、年賀状

特徴
こころ明朝体は、手書きのようなやさしさと明朝体の上品さを兼ね備えた日本語フォントです。一般的な明朝体よりも柔らかく温かみのある字形で、親しみやすい雰囲気を演出できます。可愛らしさと落ち着きを両立しているため、和風デザインからナチュラルテイストまで幅広く活用できます。

制作現場の一言
堅い印象になりがちな明朝体の中でも、やわらかい雰囲気を出したいときによく候補に入るフォントです。上品なスタイルはビジネスの数字表現に最適です。ただし、装飾性があるため、長文の本文よりは見出しやアクセントで使うのがおすすめです。

項目有無/可否
Adobe Fonts×
Google Fonts×
商用利用○(配布元のライセンスに従う)

Adobe Text

AdobeTextの数字デザイン

Adobe Text

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
書籍、雑誌、会社案内、パンフレット、Webメディア、レポート、長文コンテンツ

特徴
Adobe Textは、長文を美しく読みやすく組むことを目的に設計されたセリフ体です。文字サイズが小さくても視認性が高く、適度なコントラストと落ち着いたデザインにより、本文でも快適な読み心地を実現します。派手さはありませんが、上品で知的な印象を与えるため、エディトリアルデザインで高く評価されている書体です。

制作現場の一言
デザイン性よりも「読みやすさ」を重視したいときに頼れるフォントです。冊子や会社案内、読み物の多いパンフレットなどでは、本文にAdobe Textを使うだけでぐっと品のある仕上がりになります。見出しにはDidotやCaslon Proなど個性のあるセリフ体を合わせると、メリハリのある誌面が作りやすいです。

項目可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

Times New Roman

TimesNewRomanの数字デザイン

Times New Roman

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
ビジネス文書、レポート、書籍、雑誌、新聞、論文、コーポレートツール

特徴
Times New Romanは、1932年に英国の新聞『The Times』のために開発された、世界で最も有名なセリフ体のひとつです。コンパクトな文字幅と高い可読性を兼ね備えており、限られたスペースでも多くの文字を読みやすく配置できます。クセのないオーソドックスなデザインで、印刷物からデジタル媒体まで幅広く利用されています。

制作現場の一言
デザイン用途では「あえて使う」フォントという印象です。ビジネス文書や論文では定番ですが、広告やブランドデザインでは少し無難すぎる印象になることもあります。一方で、新聞や書籍のような信頼感や格式を演出したいときには今でも十分活躍する書体です。制作現場では、クラシックな雰囲気を狙って採用するケースもあります。

項目可否
Adobe Fonts×
Google Fonts×
商用利用○(OSやMicrosoft製品のライセンスに従う)

Garamnd

Garamonsの数字デザイン

Garamond

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
書籍、雑誌、ブランドデザイン、招待状、パンフレット、美術館・博物館、上質なWebサイト

特徴
Garamond(ガラモン)は、16世紀の書体をルーツに持つ歴史あるセリフ体です。繊細で美しい字形と、やわらかく上品な印象が特徴で、長文でも非常に読みやすく、世界中の書籍や出版物で長年愛用されています。クラシカルでありながら古さを感じさせず、知的で洗練された雰囲気を演出できる書体です。

制作現場の一言
「高級感」と「読みやすさ」を両立したいときによく選ばれる定番フォントです。書籍やブランドツールはもちろん、美容・アパレル・ホテルなど、上質な世界観を表現したいデザインにもぴったり。流行に左右されにくく、長く使えるセリフ体の代表格です。

項目可否
Adobe Fonts
Google Fonts×
商用利用○(Adobe Fontsまたは正規ライセンス利用時)

Crimson Text

CrimsonTextの数字デザイン

Crimson Text

おすすめ度 ★★★★★

こんなデザイン向き
書籍、ブログ、Webメディア、雑誌、レポート、会社案内、エディトリアルデザイン

特徴
Crimson Textは、クラシカルなオールドスタイルの美しさを現代向けに再解釈したセリフ体です。上品で落ち着いた雰囲気がありながら、本文でも高い可読性を発揮するため、長文コンテンツとの相性は抜群。知的で洗練された印象を与えられることから、出版物やWebメディアでも人気の高い書体です。

制作現場の一言
「無料で使えるセリフ体の中ではかなり優秀」という印象です。Adobe Garamondのようなクラシカルな雰囲気を手軽に取り入れたいときによく候補になります。Webフォントとしても扱いやすく、ブログやオウンドメディアなど、読み物を中心としたデザインで活躍する一書体です。

項目可否
Adobe Fonts
Google Fonts
商用利用

Copse

Copseの数字デザイン

Copse

おすすめ度 ★★★★☆

こんなデザイン向き
ロゴ、ポスター、パッケージデザイン、カフェ・レストラン、ブランディング、見出し・タイトル

特徴
Copseは、クラシカルな雰囲気と力強さを兼ね備えたスラブセリフ体です。太く安定感のあるセリフが特徴で、温かみや親しみやすさを感じさせながらも、存在感のあるデザインに仕上がります。本文よりも見出しやタイトルで使うことで、書体の魅力を最大限に引き出せます。

制作現場の一言
レトロ感やヴィンテージ感を演出したいときに活躍するフォントです。カフェや雑貨、食品パッケージなどとも相性が良く、シンプルなレイアウトでも雰囲気を作りやすいのが魅力。長文にはあまり向きませんが、ロゴやキャッチコピーに使うと印象的なデザインになります。

項目可否
Adobe Fonts×
Google Fonts
商用利用

現役デザイナーの使い分け

制作会社では、数字だから適当に選ぶということはしません。

例えば会社案内では、数字は信頼感が出るDINやHelveticaを使うことが多くあります。
一方で化粧品やアパレルの広告では、DidotやBodoniのようなコントラストが美しい書体を使うこともあります。

価格を大きく見せたいのか。
高級感を出したいのか。
読みやすさを優先するのか。

数字だけでもデザインの印象はかなり変わります。

私はフォントを選ぶ前に、「この数字を読んでほしいのか、雰囲気として見せたいのか」を考えて選ぶようにしています。数字は小さな要素ですが、全体の印象を大きく左右するので、書体選びはかなり時間をかけています。


迷ったらAdobe Fontsがおすすめ

今回紹介したフォントの多くはAdobe Fontsでも利用できます。

Creative Cloudを契約している方なら追加料金なしで使えるため、商用デザインでも安心です。

Adobe Fontsを使ってみる

よくある質問

Q
Adobe fontsは無料で使える?
A

Adobe Fontsは、Adobe Creative Cloudの有料プランに加入していれば追加料金なしで利用できます。
フォントを個別に購入する必要はなく、対象のフォントをワンクリックで有効化して、IllustratorやPhotoshopなどですぐに使用できます。

一方、Creative Cloudを契約していない場合はAdobe Fontsを利用できません。

Q
Adobe Fontsだけで十分?
A

多くのデザイン制作が、Adobe Fontsだけで十分対応できます。

定番の欧文フォントから日本語フォントまで幅広く揃っており、Webデザイン、ロゴ、チラシ、ポスター、パンフレットなど、さまざまな制作で活躍します。

ただし、Webサイトで表示速度を重視したい場合や、開発者とのやり取りではGoogle Fontsを利用するケースもあります。用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

一方、Creative Cloudを契約していない場合はAdobe Fontsを利用できません。

Q
Google Fontsとの違いは?
A

一番大きな違いは、利用方法と収録フォントの種類です。

  • Adobe Fonts:Creative Cloud契約者向け。高品質な商用フォントが豊富で、IllustratorやPhotoshopとの連携もスムーズ。
  • Google Fonts:誰でも無料で利用可能。Webフォントとして利用しやすく、Webサイト制作で特によく使われます。

印刷物やロゴ制作ではAdobe Fonts、WebサイトではGoogle Fontsが選ばれることが多いですが、どちらも用途に応じて便利に活用できます。

Q
商用利用はできる?
A

はい、Adobe Fonts・Google Fontsともに商用利用できます。

ただし、それぞれ利用規約があるため、ロゴへの使用、Webフォントとしての利用、アプリへの組み込みなど、用途によって細かな条件が異なる場合があります。

特にクライアントワークで使用する場合は、最新の利用規約を確認しておくと安心です。

Q
ロゴでも使える?
A

はい、Adobe Fonts・Google Fontsともにロゴ制作に利用できるフォントがあります。

ただし、ロゴを商標登録する場合や、フォントを大きく改変して使用する場合は、フォントごとのライセンス内容を確認しておきましょう。

ブランドのオリジナリティを重視する場合は、フォントをそのまま使うだけでなく、文字の形状を調整したり、オリジナルのロゴタイプとして仕上げたりすることもよくあります。

この記事のまとめ

今回はデザイナーが実際に使っている、鉄板の数字フォントを「サンセリフ体」と「セリフ体」に分けて紹介しました。

数字フォントの選び方ひとつで、デザイン全体の印象を大きく左右します。
特に広告やパンフレットでは、数字だけ別書体にすることで情報の伝わりやすさが変わります。

この記事で紹介したフォントを参考に、自分のデザインに合う数字フォントを見つけてみてください。


編集後記

私は広告制作の現場で毎日のように数字を扱います。

価格、サイズ、電話番号、日付、数字は小さな要素ですが、
数字は本文と同じフォントよりも、デザインに馴染むフォントを選んで使うことで、情報が整理されて見えます。

デザインは派手な装飾よりも、「読みやすさ」や「情報の伝わりやすさ」で印象が変わることが多いので、数字フォントは意外と重要な要素です。

この記事では、実際の仕事で使用頻度が高い数字フォントだけを紹介しました。
新しいフォントを見つけたら今後も随時追加していきたいと思います。

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数字フォントが決まったら、次は「文字組み」で印象が大きく変わります。
現役デザイナーが実務で必ず使う文字組みの基本も、あわせて読んでみてください。


また、この記事で紹介したフォントの多くはAdobe Fontsから利用することができます。
今回紹介した書体もすぐに試すことができるので、一度公式サイトもチェックしてみてください。

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