撮影効率を爆上げする「ブツ撮り用 折りたたみソフトボックス」の実力を紹介!

撮影

商品撮影やEC撮影、いわゆる「ブツ撮り」をする際の撮影準備は、背景や照明のセッティングなどやることが多くて意外と大変ですよね。そして撮影中も、映り込みをなくすため、ディフューザーを持ってあちこち移動したり、さらに物によってはトレペで囲むなど、作業は手間と時間がかかります。
そんな中、昨年たまたま見かけた「折りたたみソフトボックス」を購入したのですが、これが今までの苦労はなんだったのかというほど活躍してるので、今回は、「セッティング地獄」と「映り込み地獄」にお悩みの撮影界隈の皆様のお役にたてれば幸いと思い、こちらを紹介させていただきます。

今回紹介する撮影ボックスには撮影用の照明などは内蔵されていません。
通常、本商品を使用した物撮りの際はストロボを2~3灯使用しています。

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従来の撮影のセッティング

一般的な物撮りのセッティングは下図のような感じだと思います。

物撮り専門のスタジオだと片付ける必要がなかったり、壁に背景紙をRで貼り付けた簡易的なセッティングをするところもあると思いますが、私の職場はデザイン会社なので、撮影以外の業務も行っていて、クライアントの出入りもあるため、撮影の都度、このようなセッティングと撤収をしていました。

折りたたみソフトボックスとは?

「折りたたみソフトボックス」とは、撮影用の環境を簡単に整えられるポータブルな撮影ブースのことを言います。背景紙や光の拡散を考慮した設計が施されており、初心者からプロまで幅広く活用できます。

特徴
・コンパクト&軽量:折りたたみ式なので、収納や持ち運びが簡単。
・光の拡散が均一:ソフトボックス内の拡散シートにより、ムラのない美しいライティングが可能。
・白背景一体型:背景紙をセットする手間が不要で、そのまま美しい白背景を再現。

そして私が購入したものはこちらです。

セールで4,000円台と高くないし(むしろ安い)使えなかったとしても惜しくない!と思って即購入しました。

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実際の使用感

実際に使用してみて感動したポイントをいくつか紹介します。

セッティングが秒で終わる

このソフトボックスは丸レフのようなスプリング式になっているので、広げた瞬間ボックスが爆誕します。
もちろん片付けも秒で終わります。丸レフと同じく捻って畳めば、一瞬でコンパクトになるので、収納の場所も取りません。

お手入れが簡単

白の背景紙は汚れが付きやすく、折れ跡や破れも目立つため、撮影の都度、汚れた部分を切り取って、新しい部分を使う必要がありますが、このソフトボックスはナイロン素材のため、汚れが付きにくく、お手入れも簡単です。

光の拡散が均一

ソフトボックス内は拡散シートにより、トレペに囲まれたような状態なので、余計な映り込みを気にせず撮影できます。

真俯瞰撮影も可能

ボックスが拡散シートに囲まれた正方形なので、真上からの撮影も簡単に行えます。
付属にカメラのレンズを差し込む用の切り込みが入った仕切り(取り外し可能)まであるのは神です。

白背景一体型

背景紙をセットする手間が不要で、そのまま美しい白背景の撮影ができます。

環境に影響されずに同じ条件で撮影ができる

室内の定常光や天候による光の変化に左右されることなく、毎回同じ条件で撮影できるため、安定した仕上がりの写真を撮ることが可能です。

広々設計

中が思っていた以上に広く、小さめのレフ板や黒締めのケント紙、テグス吊りの設置も余裕です。

実際の撮影環境

通常、ストロボを2~3灯使用して撮影しています。折りたたみソフトボックスの素材はナイロン製なので、トレーシングペーパーほど光を通しません。そのため、ライティングで明るさを調整して、ホワイトバランスで補正することをおすすめします。

今回の記事のまとめ

この記事では、商品撮影やEC撮影の効率を爆上げする「折りたたみソフトボックス」を紹介しました。撮影の「セッティング地獄」と「映り込み地獄」に悩んでいる方に、ぜひ試してもらいたい商品です!

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